こういった悩みにお答えします。
本記事はこんな方にオススメ- ポートフォリオの表紙のアイデアを探している方
- ポートフォリオの表紙作りに悩んでいる方
まず目に入る表紙はポートフォリオの顔ですよね。
せっかくポートフォリオの中身がよくても、ダサい表紙だと印象が悪くなる可能性があります。
逆に素敵な表紙だと思わず手に取って見たくなります。
なのでポートフォリオを作る時は、表紙のデザインも重要なポイントとなります。
この記事では、ポートフォリオの表紙のデザインを作る時のポイントや参考例をご紹介します。
どんなポートフォリオの表紙にしようか考え中の方は、ぜひ参考にご覧ください!
【紙のポートフォリオ】イケてる表紙のデザイン参考例と作り方をご紹介
まずはポートフォリオの表紙デザインのポイントを整理してみます。
① 面接官の印象に残る表紙を
面接官の印象に残るような表紙を作ることが大切です。
印象に残らない表紙のせいで、自分のポートフォリオが、ライバル達のポートフォリオの中で埋もれてしまうのは避けたいです。
もちろん表紙のよしやしだけで、採用が決まるわけではありませんが、印象に残る表紙は確実に見てもらえる確率が高くなりますよ。
② 表紙も作品の一部
表紙も作品の一部だと思って作りましょう。
表紙はポートフォリオの顔です。表紙がダサいと第一印象が悪くなる可能性があります。
会社はポートフォリオを1冊ごとにじっくり見るわけではないので、表紙から作品紹介の2〜3作品目ぐらいまでが勝負です。
表紙からポートフォリオの審査は始まっています。
③ ポートフォリオの中身にあった表紙を
どんなにいい表紙を作っても、中身の雰囲気とあまりにもかけ離れているのは、違和感を感じてしまいますよね。
ポートフォリオ全体の流れや雰囲気を壊さないような表紙になるように気をつけましょう。
ポートフォリオの表紙デザインの参考例をご紹介
次に表紙の参考になるアイデアをまとめました。
どんなデザインもそうですが、アイデアを考える時は、色々なデザインを見ることが大切ですよね。
文字や色の使い方、写真のレイアウトなど参考にしましょう。
文字を中心にデザインを考える
文字を中心にシンプルな表紙を作りたい方はこちらを参考に。
大胆に色を使ったり、線などを組み合わせてデザインしてみましょう。
文字と写真を組み合わせてデザインしてみる
文字と写真を組み合わせた表紙です。写真の部分に、自分の作品を載せたり、自分の顔を載せたり、色々アレンジができますね。
イラストやモチーフを使ってデザインしてみる
イラストのテイストによりますが、比較的柔らかい印象のポートフォリオになります。イラストが得意な方は、自身の描いたイラストを表紙に使えば、スキルのアピールにもなりますよね。
ポートフォリオの表紙のクオリティをあげる方法
表紙のデザインが完成したら、一工夫してクオリティをあげてみませんか?
自宅のプリンターで印刷でもいいですが、印刷会社に頼めば色々な加工ができます。
箔押し印刷
「箔押し印刷」とは、金箔や銀箔などの「箔」を、熱と圧力を用いて転写する特殊印刷加工のことをいいます。
お菓子や化粧品などのパッケージやハードカバーの書籍の表紙などでもよく見かけます。
箔押しの魅力はなんといっても、インクの印刷では表現できないグレード感が演出できることです。
箔押しの部分は高級感が増すので、ポートフォリオのタイトルなど、一番目立たせたい部分にポイントで使うと効果的です。
紙質を変えてみる
表紙と本文の紙を変えてみたり、表紙に厚めの紙を使ってみたり、紙質を変えるだけでクオリティが一気に上がります。
コート紙(光沢紙)
表面がつるつる滑らかで艶のある紙です。写真がよく映えるので、写真が多いポートフォリオにはおすすめです。デメリットとしては、指紋がつきやすく傷つきやすいので、触る際は気をつけましょう。
マット紙
表面はサラッとした質感の紙です。光沢紙と比べると光沢がおさえられているので、色味は柔らかく高級感がでます。落ち着いた上品なポートフォリオにしたいならマット紙がおすすめです。コート紙とは違い、指紋や傷はつきにくいです。
PP加工
PP(ポリプロピレン)加工とは、印刷物の表面に光沢感(マット感)を与え、耐湿性・耐久性を向上させる加工です。
細かいサイズの指示や別途データを準備する必要もなく、気軽に利用する事ができるので、紙の質感だけでは生み出せない高級感を出したい方は、ポートフォリオの表紙に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ポートフォリオの表紙のクオリティをあげるための印刷会社
店舗型ならキンコーズ、ネット印刷ならラクスルがオススメです。
例えばラクスルなら24時間注文受付OKで全国送料無料なので大変便利です。
ラクスルのホームページ上で、ポートフォリオのおすすめのサイズやどんな紙を使ったらいいのか、下記のようなおすすめの構成例が掲載されています。
ポートフォリオにおすすめの構成例②製本方法 :無線綴じ冊子
サイズ:A4仕上がり
表紙:光沢紙 180kg 両面カラー
本文:光沢紙 110kg 両面カラー
製本方法 :中綴じ冊子
サイズ:A4横向き仕上がり
表紙:光沢紙 135kg 両面カラー
本文:光沢紙 135kg 両面カラー
ちなみに、(Kg)というのは用紙の厚みを表しています。また、同じ(Kg)でも用紙の種類によって、厚みが変わります。ラクスルに用紙の「種類」「厚さ・重さ」についての説明もあるのでご覧ください。
また、料金のシュミレーションもできるので、まだ自分がやりたいポートフォリオが決まっていなくても、参考に見てみるのもいいですよ。
ポートフォリオの製本について
ポートフォリオの表紙とその他のページの、印刷〜製本まですべてを印刷会社で頼んしまうのもよし、印刷だけ頼んで、自分でファイルに入れてポートフォリオを作るのもよし。
ポートフォリオの製本については、下記記事でも紹介していますのでぜひチェックしてみてください。
こちらもCHECK
-
【紙のポートフォリオ】装丁はクリアファイルにするか製本にするか【メリット、デメリットをご紹介】
続きを見る
おわりに:方向性が決まったらポートフォリオの表紙を作り始めましょう!
ポートフォリオの表紙をどんなデザインにするか、方向性が決まったら、IllustratorやInDesignでポートフォリオの表紙を作り始めましょう。
IllustratorやInDesignの購入を考えている方は、少しでも安く買える方法を下記で詳しくご紹介しています。
こちらもCHECK
-
【2024年】 Adobe CCを安く買えるお得な3つの購入方法【知らなきゃ損】
続きを見る
表紙はポートフォリオの顔です。思わず手に取って見たくなるような表紙で採用をつかみ取りましょう!
ポートフォリオの表紙をつくる際に、デザイン素材やイメージ写真が必要な方は、PIXTA(ピクスタ) などのフォトストックサービスをが便利ですよ。
こちらもCHECK
-
【商用利用OK】日本人モデルが豊富なPIXTA(ピクスタ)の写真価格とメリットをご紹介【無料素材もあり】
続きを見る
ポートフォリオの自己紹介の作り方について知りたい方はこちらもご覧ください。
こちらもCHECK
-
【入門】はじめて作るポートフォリオの「自己紹介」【書き方とデザイン・レイアウトの参考例をご紹介】
続きを見る
ポートフォリオの配色の勉強におすすめの本をお探しの方はこちらもどうぞ。
こちらもCHECK
-
【配色は本で学ぼう!】色の勉強に役立つおすすめの本【2024年度版】
続きを見る
というわけで、今回は以上です。
ではまた!