こういった質問にお答えします。
本記事はこんな方にオススメ- これからグラフィックデザイナーを目指す方
- グラフィックデザイナーに興味があるけど何から初めていいのかわからない方
「違う仕事をしてるけどグラフィックデザイナーを目指してみたい」「デザインで副業をしてみたい」→ でも何から始めたらいいんだろ…。
そんな方のために、社会人が他業種からグラフィックデザイナーを目指そうと思った時に何が必要で何から始めていいのかをまとめました。
【2024年版】社会人が他業種からグラフィックデザイナーを目指そうと思った時に何が必要で何から始めたらいいのか【疑問解決】
社会人が他業種からグラフィックデザイナーを目指そうと思った時に、何が必要で何から始めていいのかをご紹介します。
グラフィックデザイナーとは?
まずは改めて「グラフィックデザイナーとはどんな職業なのか?」を確認してみましょう。
グラフィックデザイナーとは、パンフレットやチラシ、雑誌や新聞の広告、カタログ、名刺などの紙媒体と呼ばれる印刷物をデザインしたり、ロゴマークを作ったり、私自身に関しては、Webデザインもするしバナーも作るし、商品パッケージのデザインもしたりします。中には動画制作もするグラフィックデザイナーもいます。
もちろん一つのことに特化したグラフィックデザイナーもいます。
デザインに関することは幅広く何でもやるのがグラフィックデザイナーかなと思います。
自分がグラフィックデザイナーに向いているのか向いていないのか確認してみたい人は下記もご覧くださいませ。
こちらもCHECK
-
【あなたはどっち?】グラフィックデザイナーに向いている人、向いていない人の特徴【令和版】
続きを見る
どんなグラフィックデザイナーになりたいのか?
次に「自分がどんなグラフィックデザイナーになりたいのか」を考えます。
例えば「こんなデザインをしてみたい」とか、「こんな会社にグラフィックデザイナーとして就職したい」、「就職しないでフリーのグラフィックデザイナーになりたい」、「副業でグラフィックデザイナーをやってみたい」などなど。
「デザインができるようになりたいから、とりあえず勉強」だと、勉強することが目的になってしまい、途中で挫折する可能性が高くなります。
何となくグラフィックデザイナーを目指すのではなく、ある程度具体的に目標を立てておきましょう。具体的な目標があることで、自分がどのようにグラフィックデザイナーを目指せばいいのかわかりやすくなります。
ちなみに…
フリーのグラフィックデザイナーになりたい人も副業でグラフィックデザイナーをやってみたい人も、まずは会社で経験を積むことをオススメします。
なぜなら最低限のスキルを身につけないと、フリーや副業で仕事をするのは難しいからです。
数年間会社で働いて一通り仕事の流れを経験し、そしてグラフィックデザイナーとしてのスキルを身につける。
それからフリーのグラフィックデザイナーや副業を始めても遅くないです。
会社は辞めない
今現在、働いている会社があるのであれば、なるべくならすぐに辞めないことをオススメします。
なぜなら、働きながらでもグラフィックデザイナーを目指せるし、働いていることで収入の確保や精神的な安定に繋がります。
もし今の仕事があまりにも激務でグラフィックデザイナーを目指すにも余裕がない人だったり、グラフィックデザイナーを目指すための当面の貯金はある人、ストイックに退路を絶って目指したい人は別です。
今現在働いているなら、ひとまず衝動的に辞めない事をおすすめします。
グラフィックデザイナーになるための勉強方法を決める
次に「グラフィックデザイナーになるために、どのように勉強をしていくのか」を決めましょう。
制作会社やデザイン事務所で就職を目指す、フリーや副業のグラフィックデザイナーを目指す、どちらにせよ、グラフィックデザイナーになるために必要な勉強をしないとグラフィックデザイナーになれません。
主な勉強方法としては以下の方法があります。
- デザインスクールで勉強する
- デザイン専門学校で勉強する
- 独学
デザインスクールで学ぶ
デザインスクールで学ぶメリットとしては、グラフィックデザイナーに必要なことが短期間で効率よく学べるところです。
また勉強方法もオンラインや対面を選べたり、オンラインや対面を併用できるスクールもあるので、仕事を続けながらでも学べます。
卒業後の就職・転職のフォローがあるところもスクールならではのメリットです。
おすすめのデザインスクールを知りたい方は下記もご覧くださいませ。気になるスクールがあったら、まずはハードルの低い資料請求や無料説明会などに参加してみましょう。
こちらもCHECK
-
【2024年】今からでも遅くない!社会人が働きながら学べる「グラフィックデザインスクール」おすすめ3選
続きを見る
デザイン専門学校で学ぶ
デザイン専門学校で学ぶメリットとしては、2年から3年の長い期間で、じっくりデザインが学べるところです。
卒業後の就職率も格段に上がります。さらに同じ目標を持った仲間にも会え、スクールライフも楽しめます。
専門学校の多くは「昼間コース」と「夜間コース」があります。「夜間コース」のほうが多少学費が安かったりするので、社会人なら「夜間コース」を検討してみるのもいいかもしれません。
おすすめのデザイン専門学校はこちら
- 桑沢デザイン研究所(実技試験あり)
- 東洋美術学校
- 阿佐ヶ谷美術専門学校
独学で学ぶ
独学のメリットは自分のペースで勉強ができるところです。
また費用が抑えることができるので、気軽に勉強を始められます。
主な独学の勉強方法
- 本
- Udemy
「本」と「Udemy」は少し高いランチぐらいの費用で始められます。
まずは「本」と「Udemy」はどんなものがあるのかをチェックしてみるのがいいかもしれません。
年齢別の選択肢としては…
第二新卒や20代前半までなら、デザインスクール、デザイン専門学校、独学と選択肢は色々選べます。
こちらもCHECK
-
【20代・第二新卒】未経験からグラフィックデザイナーになるためには?【就職・転職を目指す方法】
続きを見る
20代後半から30代なら、年齢的に少しでも早く就職したほうがいいので、デザインスクールでグラフィックデザイナーを目指すのが現実的です。デザイン専門学校や独学だと、少し時間がかかりますので。
ちなみ独学は…
独学はしっかり自分を管理しモチベーションを保てる人ならおすすめですが、挫折しやすいので注意が必要です。
まずは自分に合った勉強方法を決めましょう。
グラフィックデザイナーになるために必要なことを知る
グラフィックデザイナーになるための勉強方法を決めたら、具体的に「グラフィックデザイナーになるために必要なこと」を確認しておきましょう。
基本的なデザインスキルと知識
これは当たり前かもしれませんが、基本的な「デザインスキル」や「デザインに関する知識」がないとグラフィックデザイナーとして仕事ができません。
例えば、色や文字の知識、レイアウトの知識、印刷の知識など、覚えることがたくさんあります。
デザインスクールやデザイン専門学校で学ぶなら、色や文字の知識、レイアウトの知識、印刷の知識などの基礎は一通り学べます。
独学の場合は、「Udemy」や、デザインの参考書を併用して勉強するのがおすすめです。
まずは慌てずに基本的なデザインスキルや知識を身につけることを目標にしましょう。
Adobeソフトのスキル
AdobeソフトとはAdobe社が販売している Illustrator や Photoshopなどの、デザイナーにはおなじみのグラフィックソフトです。
グラフィックデザイナーはAdobeソフトが使えないと仕事になりません。
デザインスクールやデザイン専門学校で学ぶなら、授業でAdobeソフトの使い方を教えてくれます。
独学の場合は、Adobeソフトを動画で学べる「Udemy」や、Adobeソフトの参考書を併用して勉強するのがおすすめです。
「Udemy」のおすすめ講座と、Adobeソフトの勉強におすすめの本は下記をご覧ください。
こちらもCHECK
-
【2024年】Udemy(ユーデミー)で「Illustrator初心者」がゼロから学べるおすすめ講座5選
続きを見る
こちらもCHECK
-
【2024年】Udemy(ユーデミー)で「Photoshop初心者」がゼロから学べるおすすめ講座5選
続きを見る
こちらもCHECK
-
【2024年】Illustratorの勉強ならコレ!読んでも損しない本【おすすめ書籍6選】
続きを見る
こちらもCHECK
-
【2024年】Photoshopの勉強ならコレ!読んでも損しない本【おすすめ書籍5選】
続きを見る
Adobeソフトを購入するなら…
Adobeソフトの購入を考えている人に、1番おすすめの購入方法は、『Adobe認定のオンラインスクールで通信講座を受け、学割価格でAdobe CCを購入する』です。
Adobeソフトは公式サイトで買うと、グラフィックデザイナーが必ず使うAdobe Creative Cloudが72,336円(税込)ですが、Adobeソフトと通信講座がセットなら39,980円(税込)。
その差はなんと30,000円以上です。
AdobeソフトとAdobeソフトの通信講座がセットになったお得な購入方法は下記でご紹介しています。
こちらもCHECK
-
【2024年10月最新】少しでもAdobeを安く買う方法!「アドビスクールパートナー」3社の通信講座を徹底比較
続きを見る
ポートフォリオ
ポートフォリオとは、自分の作品や経歴が載っている、いわばデザイナーの自己紹介のようなもの。
デザイナーの就職・転職はポートフォリオで決まるといっても過言ではありません。
フリーでグラフィックデザイナーや副業でグラフィックデザイナーをする場合も、自分の実績紹介としてポートフォリオは欠かせません。
ポートフォリオのことがよくわからなくてもデザインスクールやデザイン専門学校なら、作り方の指導してくれるのでご安心ください。
もっとポートフォリオについて知りたい方は下記をご覧くださいませ。
こちらもCHECK
-
【2024年度】ポートフォリオ作りに参考になる、読んでも損しない本【おすすめ書籍5選】
続きを見る
こちらもCHECK
-
【入門】はじめて作るポートフォリオの「自己紹介」【書き方とデザイン・レイアウトの参考例をご紹介】
続きを見る
こちらもCHECK
-
【紙のポートフォリオ】イケてる表紙のデザイン参考例と作り方をご紹介
続きを見る
こちらもCHECK
-
【紙のポートフォリオ】装丁はクリアファイルにするか製本にするか【メリット、デメリットをご紹介】
続きを見る
グラフィックデザイナーを目指すならあった方がいいもの
グラフィックデザイナーを目指すなら「あったほうがいいもの」をご紹介します。
自分のパソコン
デザインスクールやデザイン専門学校で勉強するなら学校にパソコンがありますが、授業がオンラインなら自宅にパソコンが必要だし、自主的に勉強する場合には、自宅にパソコンがあると便利です。
「MacとWindowsどっちがいいのか?」ですが、デザインの現場では圧倒的にMacが多いので、Macでいいかと思います。
高い出費になりますが、グラフィックデザイナーを目指すなら自分のパソコンは持っていたいところです。
デザイン関係の本
いいデザインをするには、たくさんのいいデザインを見ることが大切です。
また先人が作ったいいデザインを見ると、創作意欲が沸き、モチベーションが上がったりします。
私自身アイデアに煮詰まった時は、ネットだけでなく、案外アナログにお気に入りの本をパラパラ見たりしてアイデアを探したりします。
デザイナーを目指すなら何冊かはお気に入りのデザイン本を持っておきましょう。
グラフィックデザイナーの就職について
少し気が早いかもしれませんが、就職を意識しておくことも大切です。
デザインスクールなら約1〜2年、デザイン専門学校なら約2〜3年間学び、独学なら個人差があるとは思いますが、約1年ぐらいを目安に就職を目指します。
デザインスクールやデザイン専門学校なら、学校にある求人募集を活用したり、自分で求人サイトに登録して就職を目指します。
独学の場合は、求人サイトに登録して就職を目指します。
ちなみにやりたい仕事、やってみたい仕事があるかと思いますが、最初から仕事は選べないのが現実です。
最初は修行のつもりで何でもやるという柔軟な考えも持つことも大切です。
まとめ
社会人や主婦、他業種からグラフィックデザイナーを目指そうと思った時に何が必要で何から始めていいのかをご紹介しました。
グラフィックデザイナーになるための勉強を始めたら、あとはひたすら進むだけです。
うまくいかないとこともたくさんあるとは思いますが、諦めずにグラフィックデザイナーを目指しましょう。
グラフィックデザイナーって大変なこともたくさんありますが、やりがいのある楽しい仕事ですよ^ ^
こちらもCHECK
-
【これからデザイナーを目指す方へ】デザイナーになるためには美大に行くべきか?
続きを見る
こちらもCHECK
-
【4つの方法をご紹介】グラフィックデザイナーになるには?
続きを見る
社会人が未経験からグラフィックデザイナーを目指すなら下記記事もご覧ください。
こちらもCHECK
-
【20代・第二新卒】未経験からグラフィックデザイナーになるためには?【就職・転職を目指す方法】
続きを見る
こちらもCHECK
-
【2024年】今からでも遅くない!社会人が働きながら学べる「グラフィックデザインスクール」おすすめ3選
続きを見る
グラフィックデザイナーに必須のAdobeソフトをとにかく安く手に入れたい人は下記記事もご覧ください。
こちらもCHECK
-
【2024年10月最新】少しでもAdobeを安く買う方法!「アドビスクールパートナー」3社の通信講座を徹底比較
続きを見る
今回は以上です。
ではまた!