こういった質問にお答えします。
こんな方におすすめ
- これからグラフィックデザイナーを目指す方
- グラフィックデザイナーになるための方法を知りたい方
「グラフィックデザイナーになりたいんだけど、どうしたらいい?」という疑問のために、グラフィックデザイナーになるための方法をまとめました。
本記事では、グラフィックデザイナーになるための主な方法を4つピックアップしています。これからグラフィックデザイナーを目指そうとしている中学生や高校生、大学生や転職を考えている社会人の方に最適な記事です。
そもそもグラフィックデザイナーとは何か?を知りたい方は下記記事をどうぞ。
»グラフィックデザイナーって何?どんなことしてるの?現役グラフィックデザイナーが教えます。
ぜひご覧ください!
【4つの方法をご紹介】グラフィックデザイナーになるには?
まずは概要をご紹介します。
グラフィックデザイナーは資格や免許が必要な職業ではなく、誰でもなることができます。
必ずしもこれから紹介する目指し方をしなければいけないということはありませんが、目指し方は大きく分けると4つに分けられます。
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目指し方①:美大からグラフィックデザイナーを目指す
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目指し方②:専門学校からグラフィックデザイナーを目指す
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目指し方③:スクールからグラフィックデザイナーを目指す
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目指し方④:独学からグラフィックデザイナーを目指す
目指し方①:美大からグラフィックデザイナーを目指す
大手の広告代理店や制作会社でグラフィックデザイナーになりたいのであれば、美術系の大学(美大)を目指しましょう。
そもそも大手の広告代理店や制作会社は入社するために「美大卒」を条件にしている会社がほとんどです。
美大には色々な学部や学科がありますが、グラフィックデザイナーを目指すのであれば、大学ごとに多少名前は違いますが、「デザイン学科」や「グラフィックデザイン学科」という名の学部や学科を目指しましょう。
主な美術系の大学
国立
私立
美大にはいるためにはどうしたらいい?
美大受験専門の予備校に通う
美大受験専門の予備校は、芸大・美大に合格するために、デッサンの基礎から色彩構成などを学ぶことができる予備校です。
芸大・美大を目指す、多くの受験生が美術予備校に通います。美大は自己流学習ではまず受かりません。
美大受験専門の予備校に通っているのは美大合格を目指す、現役の高校生や浪人生。
浪人生の中には何年も浪人している人も。
私が通っていた予備校には、芸大を目指す5浪の人もいました。。それだけ厳しい世界です。
主な美大受験専門の予備校
美大のメリットデメリット
メリット
- 広告代理店や大手制作会社の就職に有利
- 4年間あるのでデザインだけでなく一般教養も学べる
- 近い価値観を持った仲間に出会える
デメリット
- 入学するには予備校必須
- 入学するのが難しい
- 私立は学費がめっちゃ高い
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【これからデザイナーを目指す方へ】デザイナーになるためには美大に行くべきか?
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目指し方②:専門学校からグラフィックデザイナーを目指す
美大は受験をしなければ入学できませんが、専門学校なら書類だけで入学できるところがほとんどです。
専門学校卒だと、新卒からの就職は中小の制作会社が主な就職先になります。大手制作会社に就職するためには、専門学校でトップクラスの成績を目指さないと入社するのは難しいでしょう。
美大は4年間ですが、専門学校は短期間で実践的な基礎を学んで就職を目指すので、約2年間の学校が多いです。(学校によっては3年間の学校もあり)
個人的には授業の質は、美大とさほど変わらないと思います。美大だろうが専門学校だろうが本人のやるき次第だと思います。
ただデッサンや色彩構成を学び、難関受験を勝ち抜いてきた人たちが集まる美大と違い、デッサンや色彩構成の基礎もないような人たちがいるので、入学時のレベルはかなり低いです。まあこれから学ぶために入学するのですが…。
主な美術系専門学校
美術系専門学校のメリットデメリット
メリット
-
短期間で就職に向けた実践的な技術が学べる
- 美大よりは学費が抑えられる
デメリット
- 新卒からの広告代理店や大手制作会社の就職は難しい
- 試験がない学校は誰でも入れるので、入学時のレベルが低い
目指し方③:デザイン系スクールからグラフィックデザイナーを目指す
基本的に大学や専門学校は高校生向けと言えます。もちろん何歳からでも大学や専門学校に通えるし、通う方もいますが、現実は社会人になってから大学や専門学校に行くのはハードルが高いですよね。
でもデザイン系のスクールなら仕事をしながらオンラインで学んだり、会社帰りや休日にデザインの勉強することも可能です。
デザイン系のスクールなら、グラフィックデザインだけでなく、Webデザインやコーディング、CG、動画など、自分が学びたいものをピンポイントで短期間で学べるのがいいですよね。
主なデザイン系のスクール
※補足:「グラフィックデザインだけでなくWEBにも興味がある」って方向けです
デジタルハリウッドはWEB系にも強く、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGという、東京にあるWEB制作会社LIGの提携で生まれたWEBデザインスクールもあります。
受講期間6ヶ月で、基礎から自分オリジナルのWEBサイト制作ができるレベルまで学べ、さらに現役デザイナー社員が直接教えてくれるので、仕事の現場で必要なスキルを学べるのでオススメです。
»デジタルハリウッドSTUDIO by LIG↓その他いろいろなWEBデザインスクールの説明会・個別相談・体験授業まとめを知りたい方は下記をご覧ください。
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【全て無料】2024年「Webデザインスクール」説明会・個別相談・体験授業まとめ
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目指し方④:独学からグラフィックデザイナーを目指す
グラフィックデザイナーは特別な資格がいらないので、独学でも目指せます。
私の知り合いのデザイナーさんでも、どこにも学校に通わず、デザイナーとして活躍している人もいます。
最近はYouTubeなどの無料動画や、デザイン系の本も充実していますので、費用を抑えて学べますよね。
就職や転職に関しては、自分で作った作品のポートフォリオの充実とAdobeソフトの基本操作ぐらいはマスターしてアピールしておきたいところです。
独学におすすめのデザインの本
デザイン全般
Adobeソフト
※補足:「独学で勉強しているけど、無料動画や本だけでは、どうしてもわからなくて先に進まない」って方向け
独学の場合、無料動画や本でどうしてもわからなくて先に進まないてことが起こるかもしれません。さらにAdobeのソフトを勉強するためにAdobe Creative Cloudを自分で契約しなければなりません。値段は結構お高いですよね。
そんな方には、AdobeのIllustratorやPhotoshopなどの基礎が学べ、さらにAdobe Creative Cloudがお得に買える講座がありますのでチェックしてみてください。
»デジタルハリウッド|Adobeマスター講座 »アドバンスクールオンライン独学のメリットデメリット
メリット
- 自分のペースで勉強することができる
- 費用を抑えられる
デメリット
- 一人なのでモチベーションを保つのが難しい
- 挫折しやすい
- 就職・転職が難しい
まとめ
以上、グラフィックデザイナーになるための方法、4つの目指し方をご紹介しました。
- 目指し方①:美大からグラフィックデザイナーを目指す
- 目指し方②:専門学校からグラフィックデザイナーを目指す
- 目指し方③:スクールからグラフィックデザイナーを目指す
- 目指し方④:独学からグラフィックデザイナーを目指す
グラフィックデザイナーになるためには、特別な資格や免許はいりません。
グラフィックデザイナーの仕事は多岐に渡ります。
自分の年齢や今置かれている状況、将来どんなどんな仕事をしたいかで、目指し方は変わってくると思います。
中学生や高校生の方は、まずは美大や専門学校を目指すことを考えてみてはいかがでしょうか?
大学生や社会人の方は、専門学校やスクール、独学などでグラフィックデザイナーを目指す方法がオススメです。
↓20代・第二新卒未経験からグラフィックデザイナーを目指す方は下記もご覧ください。
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ちなみに最終的にグラフィックデザイナーになってしまえば、美大、専門学校、スクール出身だろうが、独学でグラフィックデザイナーになろうが関係ありません。
なってからの本人の頑張り、実力が一番重要です ^_^
今回は以上です。
ではまた!