こんな疑問を解決します
こんな方におすすめ
- 周年ロゴをはじめてつくる方
- 周年ロゴを作る際のポイントを知りたい方
節目の年を迎える時につくられる「周年ロゴ」。
会社だったり、お店だったり、サービスだったり、何周年であるかをひと目で分かるように伝え、改めて事業の今まで歩んできた道のりや想いを伝えるのものです。
先日、あるクライアントから、「会社が◯周年なので、周年ロゴを作りたい」と依頼を受けました。
そこで今回、周年ロゴを作ってみて感じたこと、作る際に気をつけるポイントを5つにまとめてみました。
ポイント1. 会社のメッセージを含める
周年ロゴは会社の節目を伝えるのと同時に、改めて、「会社が今まで歩んできた道のりや想いを伝える」ものです。
周年ロゴにはキャッチコピーが付くことが多いので、キャッチコピーを読めば会社の想いは伝わります。
たまに「00th 」みたいな、シンプルに文字だけの会社もありますが、今回のクライアントは周年ロゴにしっかり意味をもたせたいと言うことだったので、周年ロゴだけを見ても、しっかりメッセージが伝わることが必要でした。
ポイント
ロゴだけ見ても、しっかりメッセージが伝わるように作りましょう。
ポイント2. 既存の会社ロゴとの相性
周年ロゴは、単体で使うこともあれば、既存の会社ロゴやブランドロゴと組み合わせて使うこともありますよね。
今回の周年ロゴのアイデアを考え始めた時に、既存の会社ロゴの雰囲気に合わせようと思っていましたが、色々な会社の周年ロゴを見ていると、既存の会社ロゴの雰囲気を感じる周年ロゴもあれば、全く雰囲気の違う周年ロゴもあります。
なのであまり既存の会社ロゴの雰囲気に合わせることに囚われず、自由に考えようと思いました。
ただ、どんな雰囲気でも、「既存の会社ロゴとの相性」は1番大切です。
作る際は、周年ロゴを単体で作るのではなく、既存の会社ロゴと色々組み合わせたりして作るのが効果的です。
ポイント
既存の会社ロゴとの相性に気をつけましょう。
ポイント3. 色々な用途を想定して作る
これは普通のロゴでも言えることですが、例えば、周年ロゴはポスターで使うこともあれば、Webサイトや名刺で使うこともあります。場合によっては、バッチや記念の販促物も作るかもしれません。
いざ使う時に「使いにくい…」とならないように気をつけましょう。
「大きく使っても間延びしない」、「小さく使っても潰れない」、もちろん単色でも使用できるロゴを意識して作ることが大事です。
ポイント
いざ使う時に「使いにくい…」とならないように、色々な用途を想定して作りましょう。
ポイント4. キャッチコピーのバランスと書体
企業ロゴを作る場合はタグラインとロゴのバランスは難しいですよね。
周年ロゴにもタグラインというかキャッチコピーがついたりします。
今回の周年ロゴにもキャッチコピーがありました。
キャッチコピーが最初から決まっている場合と、途中や最後に決まる場合があります。今回は後者だったので、途中から決まったキャッチコピーの文字面や文字数が、ロゴとのバランスが悪く、出来たロゴを調整しました。
キャッチコピーって、結構うちっぱなしの雑になりがちです。
キャッチコピーがロゴのおまけでついているように見えないよう、ロゴと一体感がでるように意識することが大切です。
ポイント
キャッチコピーとロゴに一体感がでるように意識しましょう。
ポイント5. 色々な周年ロゴを見る
これは当たり前のことですが、世の中には色々な周年ロゴがあるので、たくさん見てアイデアを膨らましましょう。
シンプルな周年ロゴだったり、遊び心のある周年ロゴだったり色々あります。
いいデザインを作るためには、たくさんのいいデザインを見ることが大切です。
なぜなら、自分の頭の中だけのアイデアだけでは限界があるからです。
とにかく先人達の素敵な周年ロゴをみれば、自分では思いつかないような新しいアイデアが浮かんだりします。
ポイント
先人達が作った色々なロゴを見て、アイデアを膨らませましょう。
先人達が作った色々なロゴが掲載している本はこちらでご紹介していますので、ぜひご覧ください。
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まとめ
周年ロゴを作る際のポイント1. 会社のメッセージを含める
2. 既存の会社ロゴとの相性
3. 色々な用途を想定して作る
4. キャッチコピーのバランスと書体
5. 色々な周年ロゴを見る
周年ロゴには普通の会社ロゴにはない難しさがありますね。
周年ロゴを作る際は、既存の会社ロゴとの相性を気をつけることが1番大切です。
必ず既存の会社ロゴと組み合わせて使うことも想定しましょう。
それ以外は基本的に普通のロゴを作るのとアプローチの仕方は大きくは変わらないと思います。
↓ ロゴの作り方の記事は下記リンクをご覧くださいませ。
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皆さまも周年ロゴを作る機会がありましたら、今回ご紹介したことを参考になればうれしいです!
今回は以上です。
ではまた!