そんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・二日酔い対策にお酒と一緒に食べたほうがいい食べ物
・二日酔いになってしまった時に効果的な食べ物
二日酔いってほんと辛いですよね…。私は出来れば二日酔いにはなりたくないです。
でも「分かっちゃいるけど、止められない♪」と、お酒を飲んでいる時って、楽しくてついつい飲み過ぎちゃいます。
そして飲み過ぎた次の日は、二日酔いにもだえ苦しみながら反省はするんですが、また体調が戻ると辛さを忘れてまた飲んでしまうんですよね。。
今回はそんな僕と同じような方に、お酒を飲んでいる時に一緒に食べれば、二日酔い対策になるおつまみをまとめました。
ついでに結局二日酔いになっちゃった人向けに、二日酔いに効果的な食べ物もご紹介しますので是非試してみてください!
二日酔いになる原因は?
二日酔いは、アルコールが分解されてできた有害物質「アセトアルデヒド」が、肝臓で処理しきれないことが原因の一つといわれています。
「アセトアルデヒド」には毒性があります。
体内にはアセトアルデヒドを分解する酵素がありますが、お酒を飲み過ぎるとアセトアルデヒドの分解が間に合わず、二日酔いによる頭痛、嘔吐、発汗などをともなう不快な症状が起きちゃうんです。
ちなみに二日酔いは「アセトアルデヒド」だけが原因でなく、複数の要因が複雑に絡み合って発症しているようです。
ポイント
日本人は肝臓のアルコール分解酵素の活性が弱く、二日酔いになりやすいみたいですね。
二日酔い対策にお酒と一緒に食べたほうがいい食べ物
なんだかんだ言っても、お酒を飲んでいる時って、楽しくてついつい飲み過ぎちゃうんですよね。。
もうそれなら、お酒を抑えるのは諦めて、せめて少しでも二日酔いを抑えるために、お酒と一緒に食べた方がいいものをご紹介しますので、おつまみに食べましょう!
大豆などの豆類(冷奴、納豆)
お酒を飲むとアルコールを分解するためにビタミンB1が消費されます。
大豆にはビタミンB1が含まれます。
ビタミンB1は体にたまったアルコールの分解を早くする働きがあります。
また、大豆に含まれる良質な植物性のタンパク質が、アルコールの分解をする肝臓の働きをサポートしてくれます。
枝豆
枝豆には大豆同様に、たんぱく質が豊富に含まれており、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCなどのビタミンがアルコールの分解を促します。
さらに、肝臓の働きを補助するアミノ酸の一種「メチオニン」、老廃物の排出をサポートし、肝臓の働きを向上させてくれる「コリン」、アルコールを分解する成分「アラニン」など、枝豆はお酒と食べるには最適なスーパーフードです。
はちみつ
はちみつに含まれる「果糖」は、アルコールの代謝を助け、アセトアルデヒドの分解を促進して、二日酔いを軽くする効果があります。
さらに、ちみつに含まれるブドウ糖が、二日酔いによる低血糖症を改善するエネルギーになってくれます。
全米頭痛財団の研究では、「はちみつは二日酔いの頭痛を解決する最も有効な方法」と発表されています。
トマト
トマトに含まれるアミノ酸やクエン酸は、アルコールの代謝を促進する上で重要な酵素であるLDHの活性を高める効果があります。
トマトジュースとお酒を同時に摂取すると、トマトジュースを飲んでいない場合と比較して、血中のアルコール濃度や体内にとどまる量が平均で約30%減少し、体内からのアルコール消失が約50分早まる研究結果もあるそうですよ。
玉子焼き
卵にはタンパク質をつくるための「アミノ酸」が多く含まれています。
「アミノ酸」の1つであるメチオニンは、肝臓がアルコールやアセトアルデヒドを分解する働きを助けてくれます。
さらに卵に含まれるビタミンBが、二日酔い対策に効果的です。
魚介類(タコ・イカなど)
タコ、イカなどの魚介類に豊富に含まれているタウリンは、 二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの代謝を促進し、肝臓の機能をサポートしてくれ、肝臓の負担を軽くしてくれます。
二日酔いになってしまった時に効果的な食べ物
しじみの味噌汁
しじみには肝臓の機能を高め、アセトアルデヒドの分解を高める「オルニチン」という成分が含まれています。
オルニチンには肝機能を良くする働き以外にも、頭痛などの緩和に有効で血液中に残った毒素を分解してくれる働きもあります。
しじみの味噌汁はコンビニでも買えるので、二日酔いで辛い朝に飲んでみてはいかがでしょうか?
毎日オルニチンを効果的に摂取できるサプリメントもありますので、二日酔い対策にチェックしてみてください。
しじみエキスWのオルニチン梅干しのお茶漬け
梅干しに含まれるクエン酸が疲労回復、リンゴ酸が免疫力の向上、ピクリン酸が肝機能の向上、そして体内のミネラル不足を解消してくれます。
二日酔いで辛い朝に食欲がなくても、温かい梅干しのお茶漬けならサラッと食べれますよね。
アロエヨーグルト
ヨーグルトに含まれている乳酸菌が、腸を整え、二日酔いの対策に効果があります。
また、アロエの主成分であるアロエチンには、肝臓の解毒作用を活性化させる効果があるとも言われています。
アロエヨーグルトはコンビニでも買えるので、食欲のない朝に食べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はお酒を飲んでいる時に一緒に食べれば二日酔い対策になる食べ物と二日酔いに効果的な食べ物をまとめました。
参考リンク:
二日酔いに効果的な飲み物として、「コーヒー」を紹介していますので参考にどうぞ。
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二日酔いの頭痛には「コーヒー」?!その理由と効果的な飲み方をご紹介
続きを見る
実は、二日酔いが何故おきるのかは、まだすべて解明されていないようなんですよね。
ただひとつだけ二日酔いを避ける簡単な方法があります。
ズバリ、飲み過ぎないことです。
今回ご紹介した食べ物を食べれば、二日酔いの症状を多少は防げるかもしれませんが、残念ながら「これを食べれば絶対二日酔いにならない」「これを食べれば絶対二日酔いが治る」という食べ物は、現時点ではありません。
皆さま、今回紹介した食べ物を食べながら、お酒はほどほどに。飲み過ぎは十分気をつけましょう。