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デザイナーお役立ち情報

【解決方法】アイデアが出ない時にデザイナーがやっているコト

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はな
グラフィックデザイナーってアイデアが出ない時にどうやって乗り切っているの?

こういった質問にお答えします。

本記事はこんな方にオススメ
  • これからグラフィックデザイナーを目指す方
  • グラフィックデザイナーはアイデアが出ない時にどうやって乗り切っているのか知りたい方
めがねんち
この記事を書いている私はグラフィックデザイナー歴約17年です。現在は印刷物のデザインとWEBのデザインからコーディングまでやっています。

デザイナーの現場は過酷です。多数の仕事を抱え、時間に追われ、それでも良いものを作り上げていかなければなりません。

いいアイデアが出ず、いいものが出来ず、時間だけが過ぎていく…。

グラフィックデザイナー歴17年の私が知る範囲では、スマートにかっこよくデザインする」なんて綺麗事だけではやっていけない世界です。

今回はそんな綺麗事だけではないデザインの現場でアイデアが出ない時に、デザイナーはどんなことを考え、どんな方法で乗り切っているのか?

人それぞれ、考え方や乗り切る方法は違うと思いますが、今回はグラフィックデザイナー歴16年の私がいつもしているリアルな方法をご紹介します。

あくまでも「こんなやり方をしているデザイナーがいるんだな〜」ぐらいで参考にしてください。

【解決方法】アイデアが出ない時にデザイナーがやっているコト

デザイナー歴17年の私がアイデアが出ない時に考えていること、やっていることをご紹介します。

色々なデザインを見る

まずアイデアが出ない時に1番やっていることは、色々なデザインを見ることです。

デザイナーの基本ですね。

デザインの本でもいいし、ネットでもいいし、とにかく色々なデザインを見ます。

例えばロゴのアイデアが出ない時は、ロゴの本を見てみたり、ロゴと検索してみたり、表紙のアイデアが浮かばない時は本屋で色々な本の表紙を見たり、ちょっとしたあしらいが思い浮かばない時はPinterestをみたり。

色々なデザインを見ていると、発想や形、色やレイアウトなど、新しい発見があります。

自分がいいなと思ったものを、全く同じにしてはダメですが、いい部分を取り入れるのは全然アリです。

自分の頭の中だけのアイデアなんてたかが知れてますから、アイデアがでない時は、とにかく色々なデザインを見て参考にします。

「ロゴのアイデアにオススメの本」をお探しの方はこちらもご覧ください。

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とりあえず出来ることからやる

デザインの現場ではデザイナーはデザインだけやるのではなく、作業的な仕事もたくさんやります。

特に小さな制作会社だとデザイン以外のオペレーター的なこともデザイナーがやることが多いです。

例えば写真を切り抜きしたり加工したり、文字を入力したり、修正作業をしたり。

デザインを考えなきゃ行けないのに、デザイン以外のことがたくさん残っていると、焦りから余計アイデアが出ない時があります。

そんな時はとりあえずデザインのような頭を使うことではなく、デザイン以外の作業的なことを済ましちゃいます。

作業的な部分が終わっていると、デザインに集中できるので、精神的に余裕ができ、いいアイデアに結びついたりしますよ。

とりあえず形にする

どんなに考えてもアイデアが浮かばない時は、細かい部分は気にしないで、とりあえず何個か作ってみます。

人には見せられないような出来でもいいです。

とにかく形にすると視覚的にわかるので、頭の中で考えているだけよりも気付くことがたくさんあります。

例えば、ロゴデザインの場合は特におすすめです。

とりあえず作ったロゴを並べて、「この部分とこの部分を組み合わせてみよう」とか、「紙に書いたラフではカッコいいデザインだったのに、実際に形にしたらダサい…」など、色々気付くことがたくさんあります。

たまに一瞬で作ったものがいい出来だった時は、デザインって時間をかければいい訳ではないと気付かされます。

途中でもプリントアウトしてみる

PCでデザインをしている時に、何だかうまくいかず、同じところをずっとこねくり回しているなら、とりあえず途中でもプリントアウトしてみます。

プリントアウトをすると、バランスや文字の大きさ、足らない部分など、画面で気づかなかったところに気づくことがあります。

私の場合は、プリントアウトしたものに手書きで書き込んだりして、書き込みをした紙を見ながら、またPCでデザインをしたりします。

しばらくしてから見直してみる

なんか作ったものがイマイチ自信がなかったり、しっくりこなかった場合は、時間があるならしばらく経ってから見直してみます。

少し経ってから見てみると、今まで気づかなかった問題点に気づいたり、「ここはこうしてみようかな」と新しいアイデアが出たりすることがあります。

私は、前の日に「いいものができたー」って思っていたデザインを、次の日にみたら「こんなの出していたらヤバかった。。」みたいなことがたまにあります笑

他の仕事をしてみる

今やっているデザインがいくらやってもうまくいかない時は、並行している他の仕事があるなら、他の仕事のデザインをやってみます。

うまくいかないのにずっと同じ仕事をしているのは時間がもったいないです。

一旦うまくいかない仕事から離れて他の仕事をしてみると、頭がリセットされ、次に戻った時に案外いいアイデアが出たりしますよ。

素材を見る

デザインの現場では、自分で写真を撮影したり、自分でイラストを描いたり、全てオリジナルでやるような仕事はほとんどありません。少なくとも私のまわりでは。そんな時間や予算はないです。

デザインの現場では有料素材や無料素材を使ってデザインすることがよくあります。

たまに「デザイナーが素材を使ってデザインするなんておかしい」という人がいますが、それは小さな制作会社の現場を知らない人です。

今は素材のクオリティーがめちゃくちゃ高いので、どの素材を選んでどのように素材を使うかも、デザイナーの力には必要になってきます。

なので、いいアイデアが出ない時は、素材を見ながらデザインを考えることもあります。

素材でオススメなのはAdobe Stock。素材のクオリティーも高いので、デザインをする時にほんとうに助かります。

知らない人はぜひチェックしてみてください。

まとめ

現役グラフィックデザイナーがアイデアの出ない時にどのように考え、どのように対処しているのかをご紹介しました。

アイデアが出ない時の乗り切り方は正解も不正解もありません。自分なりのやり方を見つけましょう!

今回は以上です。
ではまた!

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